2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

a thousand paths to success(robert allen/an hachette livre )

自己啓発系の箴言を1000本所収。就寝前に1〜2ページめくってみると翌日への活力に。英短文の学習にも役立つ。他にも多数シリーズあり。

電子書籍の衝撃(佐々木俊尚/ディスカバー携書)

「ウェブ進化論」を読んだときのような、清々しい衝撃(この清々しさが肝なのだ)。この著者が書いたものの中では圧倒的に読みやすく、分かりやすく、共感性が高い。これまでと文体が大きく異なっている点から見ても、編集サイドの力量はかなりのものだ。時…

南アフリカの衝撃(平野克己/日経プレミアシリーズ)

サブサハラ、という区分があることを初めて知った。北アフリカは確かにアラブ圏なのだ。南アフリカ一国を掘り下げることで、アフリカ大陸全体への見方が変わる。

この一冊で考える力と話す力が面白いほど身につく!(知的生活追跡班/青春出版社)

出張に行く際は、なぜかこういうものを買ってしまう。分かった気になっておしまいなのだが。

ヤフー・トピックスの作り方(奥村倫弘/光文社新書)

企業の広報部が血眼で掲載を狙う巨大ニュースサイトの編集現場。その実態は、草食系社員たちによる物静かな整理整頓。

ハッブル望遠鏡の宇宙遺産(野本陽代/岩波新書)

息を飲むような写真ばかりだが、良く読むと、元になる画像から成分を分析し、それらに合わせて着色しているらしいのだ。フォトショップで加工したファッションフォトみたいなものなのか。それでも美しいことに変わりはないが。

細野晴臣インタビュー(細野晴臣、北中正和編/平凡社)

はっぴいえんどからYMO、ソロ活動までを縦横無尽に語り尽くす。もはや昭和の音楽史。満腹。

スモールワールド・ネットワーク(ダンカン・ワッツ、辻竜平、友知政樹訳/阪急コミュニケーションズ)

学会では相当のやり手らしく「オレがオレが」な物言いが鼻につく著者だが、冒頭からスピード感のある筆致で期待させる。が、中盤「6人たどれば、すべての人につながる」=スモールワールド理論の根拠であるミルグラムの実験が、かなり怪しげなものだったこ…

影響力 その効果と威力(今井芳明/光文社新書)

どこかで読んだような鮮度感のないネタを「影響力」というタイトルで括っただけの散漫な本。

ずるい?!なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか(青木高夫/ディスカバー携書)

ルールとは、日本人にとって「絶対に従うべき規則」。だが欧米人にとっては「単なる目安」で、自分たちの都合で「いくらでも変更できるもの」。スポーツにしろビジネスにしろ、決められたルールに従って勝利した途端、狡猾なルール変更で主導権を奪われる。…