2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
実に面白くて、すぐにでも試してみたくなるが、このままやったら間違いなく気持ちの悪い上司と思われる。こんなに素直な部下がいるとも思えないし、そういう意味では限りなく御伽噺的な世界。自己啓発セミナーを髣髴させる。それにしても、まるで腫れ物に触…
一口に「クリエイティブディレクション」と言っても、日米でその内容が大きく違うことを知った。アメリカでは、企画部分はアカウントプランナーが担当し、クリエイティブディレクターは演出面にのみ注力するだけである。しかもクリエイティブブリーフはクリ…
根源的であり過ぎるがゆえに回答を躊躇するような10の難問に、真正面から向き合った勇気ある書。「人は何のために生きるのか」から始まる問いに、冷静かつ粘り強く取り組んでいき、なるほどと膝を打つような回答を繰り出す著者の手腕に感服。「人間は関係…
著者は考現学の創始者。昭和初期の東京をつぶさに観察する。この景観を作り出す契機となったのが関東大震災で、その影響力は計り知れない。そしてまた、この姿も戦災で灰燼に帰す。
紀行物が押し付けてくる、手垢のついた触れ合いや感動などはここにはない。あるのは徹底した合理主義に裏打ちされた、学習体験するための旅。旅に投資分析という切り口を持ち込んだ、マッシュアップの快作。訳出されなかった部分が気になるので原書に挑戦し…