2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

壊れる日本人(柳田邦男/新潮文庫)

社会派ノンフィクションの老大家が、現代のケータイやネット依存に苦言を呈するのだが、その説得力のなさは凄い。まるで取材していないのだ。この程度の個人的な思いつきで物が書ける時代でもないだろう。引き際というものについて考えさせられる。

阿片王・満州の夜と霧(佐野眞一/新潮文庫)

常に水準の高い、読み応えあるノンフィクションを量産する恐るべき作家だと思う。だがこれまで取り上げてきた様々な対象に比べると、今回の人物はかなり「小物」であるような気がする。大げさな筆致で過剰に盛り上げようとすればするほど、主役・里見の人間…

iPhoneをつくった会社(大谷和利/アスキー新書)

コンピュータ業界、音楽業界、アニメーション業界ときて、ついにケータイ業界をも席巻。

iPodをつくった男(大谷和利/アスキー新書)

スティーブ・ジョブズ自体がキラー・コンテンツなのだ。

質問力 (齋藤孝/ちくま文庫)

軽い気持ちでつい手に取り、なんだか煙に巻かれたような感じで読み終える。キヨスク向きの本。

コンテンツ・フューチャー(小寺信良、津田大介/翔泳社)

ネットとメディアの融合、その見取り図。