振り返ってみれば、この対談本の登場をもって戦後のコマーシャル文化は総括され、終焉を迎えたのだ。CMが文化としての体裁をギリギリ保っていた頃の、素朴で真面目な論議。全篇に漂う物悲しさは何だろう。
読む価値があるのは「ドレミファ娘」の撮影を反省する部分のみ。あとは駄文の羅列。
近くて遠い国、台湾。あれほど親日な国なのに、きちんとした近所付き合いをしていないのは申し訳ない。
文系的宇宙論?科学的データに基づかない、一作家の思考実験に付き合うのはしんどい。
古い本ではあるが、これほど鮮やかに日本の社会構造を分析した本を他に知らない。
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