2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

論理思考の鍛え方(小林公夫/講談社現代新書)

数学的パズルを楽しみながら、能力開発の枢要を学べる良書。

現代アートビジネス(小山登美夫/アスキー新書)

村上隆や奈良美智を世界に売り込んだ、有名ギャラリストのエッセー。これを読む限りでは、アートバブルの拝金主義的なイメージとは無縁の、美術を純粋に愛する誠実な人柄が伝わってきて好感が持てる。

芝生の復讐(リチャード・ブローティガン/新潮文庫)

なんとなく村上春樹的な、軽い妄想感覚。途中まで、現代作家の作品だと思い込んで読んでいた。訳が素晴らしい。

フラット化する世界<上>(トーマス・フリードマン、伏見威蕃/日経経済新聞社)

通信テクノロジーの進化がもたらす、産業社会の大変革。怒濤の勢いで進む世界の「フラット化」を、多方面に渡る精力的な取材により余すところなく活写した、圧倒的スケールの書。アルビン・トフラー「第三の波」に比肩する、時代を揺るがすインパクト。

戦略の原点(清水勝彦/日経BP社)

いちいち納得しながら読んだはずなのだが・・・読了後すべて忘れている。マーケティング、この恐るべきブラックホール。