2008-06-24 夢と魅惑の全体主義(井上章一/文春新書) ここまでいい加減な本は滅多にない。論考を進めていきながら、「思いつきなので信憑性はなし」と断りを入れ、「ここから先は専門家に任せる」。読者を、いやエッセーと言う形式をナメている。