気まぐれコンセプトクロニクル(ホイチョイ・プロダクションズ/小学館)

erevan2007-07-13

テレビと広告がやりたい放題だった時代。日本人が、というより人間がどこまで低俗になれるか、の壮大な実験記録。祭りに浮かれた姿を、祭りの後に見るのは空しい。当時これを読んで笑ったろうか?今ではまったく笑えない。軽薄には違いないが、骨のある軽薄、愛すべき軽薄ではある。