2012-01-01から1年間の記事一覧
21世紀のこの時代に、真の冒険など可能なのか?そのマンガのような問に、横合いから入ってきた、世紀のヘタレ系冒険ドキュメント。古風な文体とダメダメな内容とのアンバランス感。周囲がシリアスに扱っていることも含めて、良質な笑いを与えてくれる。
ベストセラーにもたまには良書があるものだ。確かに人生が変わるほどのインパクト。
映画ビジネスにまつわる、製作者側のゴシップ集。訴訟がらみのトピックなど面白い。
タイトルは仰々しいが、中身はごく初歩的なディベート入門。これで7刷。近頃の学生の求める教養はどこまでも薄いらしい。
スピリチュアル方面でカリスマ化されているようで、ずっと敬遠していた作家。少年のようなみずみずしい感性、ダイナミックな自然のドラマ、独特の文体。もっと早く読むべきだったか。
2001年いまだネット黎明期の本だが、情報量が多く今読んでも非常に参考になる。現在もっともらしく展開しているアイデアの先行事例が、この時点ですでにいくつもある。